世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 室町幕府引付頭人大高重成奉書写/
  • 室町幕府引付頭人大高重成奉書写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 12
文書名 室町幕府引付頭人大高重成奉書写
和暦 文和元年十一月二十二日
西暦 1352年 11月 22日
本文 筑前国宗像庄内曲村并赤馬庄内田久村田地〈中元寺二郎左衛門尉/跡〉等地頭職事。任御寄進状之旨、可被沙汰付下地於宗像社之状、依仰執達如件。
 文和元年十一月廿二日 伊予権守〈押字〉
 一色右京権大夫殿
読み下し 筑前国(宗像郡)宗像庄内曲村并びに(宗像郡)赤馬庄の内田久村の田地〈中元寺二郎左衛門尉跡〉等地頭職の事、御寄進状の旨に任せて、下地を宗像社に沙汰し付けられるべきの状、仰せに依つて執達件の如し。
  文和元年十一月廿二日 伊予権守(大高重成)〈押字〉
 一色右京権大夫(直氏)殿
大意 室町幕府、足利義詮の寄進状に任せて、筑前国宗像庄内曲村并びに赤馬庄内田久村等地頭職を宗像社に沙汰し付けることを筑前国守護一色直氏に命じる。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 宗像社家文書惣目録4(オ)に対応。 宗像氏緒蔵(近藤清石写本宗像文書14号参照)。
出典 『宗像大社文書』第2巻