世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 鎮西御教書写/
  • 鎮西御教書写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 11
文書名 鎮西御教書写
和暦 嘉暦三年十一月二日
西暦 1328年 11月 2日
本文 壱岐島石田保薬師丸名地頭藤原氏〈代〉宗舜申検注・済物事。訴状如此、為有其沙汰、□〔速カ〕可被□封〔出対カ〕也。仍執達如件。
  嘉暦三年十一月二日 修理亮〈押字〉
 預所殿
読み下し 壱岐島(石田郷)石田保薬師丸名地頭藤原氏(又夜叉女)代宗舜申す検注・済物の事。訴状此の如し、其の沙汰あらんがため、速やかに出対せらるべきなり。仍つて執達件の如し。
  嘉暦三年十一月二日 修理亮(赤橋英時)〈押字〉
 預所殿
大意 鎖西探題赤橋英時、壱岐島石田保薬師丸名地頭藤原氏代宗舜の訴状について、預所に出頭を命じる。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 本文の〈代〉は傍書。 宗像社家文書惣目録15(キ)に対応。 宗像氏緒蔵(近藤清石写本宗像文書14号参照)。
出典 『宗像大社文書』第2巻