世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 関東御教書写/
  • 関東御教書写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 6
文書名 関東御教書写
和暦 文永十年八月五日
西暦 1273年 8月 5日
本文 武者〔藤〕六郎兵衛入道覚然申筑前国宗像内土穴・稲本・須恵三箇村事。申状遣之上(マヽ)。相触本所一上、尋究子細、可被注申也者、依仰執達如件。
 文永十年八月五日 武蔵守〈押字〉
          相模守〈押字〉
 陸奥左近大夫将監殿
読み下し 武藤六郎兵衛入道覚然(為頼)申す筑前国宗像の内土穴・稲本・須恵三箇村の事。申状これを遣はす。本所に相触るるの上、子細を尋ね究め、注申せらるべきなり者れば、仰せに依つて執達件の如し。
 文永十年八月五日 武蔵守(北条義政)〈押字〉
          相模守(北条時宗)〈押字〉
陸奥左近大夫将監(北条義宗)殿
大意 武藤覚然が訴えた筑前国宗像内土穴・稲本・須恵三箇村について、六波羅探題をして尋ね究め、注申させる。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 宗像氏緒蔵(近藤清石写本宗像文書14号参照)
出典 『宗像大社文書』第2巻