宗像関連古文書・史料
文書群名 |
近藤清石写本宗像文書 |
文書番号 |
4 |
文書名 |
預所備中守橘知茂奉書写 |
和暦 |
弘長元年七月二日
|
西暦 |
1261年 7月 2日 |
本文 |
宗像社領在自・宮地・鞍手三箇所事。任旧例并関東御教書、令去進宮方内畢。早為社家一向之進止、宛〔充〕置二季御神楽・毎月車地講用途料所、可被致本家・領家御祈祷候。是則且依社家本訴之道理、且〔依脱カ〕御三所霊神之冥助、所被進和与去文也。仍執達如件。 弘長元年七月二日 備中守〈押字〉 大宮司殿 |
読み下し |
宗像社領(宗像郡)在自・宮地・(鞍手郡)鞍手三箇所の事。旧例并びに関東御教書に任せ、宮方の内に去り進らせしめ畢んぬ。早く社家一向の進止として、二季御神楽・毎月車地講用途料所に充て置き、本家・領家の御祈祷を致さるべく候。是れ則ちかつうは社家本訴の道理に依り、かつうは御三所の霊神の冥助に依り、和与の去文を進らせらるる所なり。仍つて執達件の如し。 弘長元年七月二日 備中守(橘知茂)〈押字〉 大宮司(宗像長氏)殿 |
大意 |
預所橘知茂、宗像社領、在自・宮地・鞍手三箇所を旧例并びに関東御教書に任せて宗像社に去り進める。 |
紙質 |
|
寸法(縦) |
cm |
寸法(横) |
cm |
備考 |
宗像社家文書惣目録3(イ)に対応。
宗像氏緒蔵(近藤清石写本宗像文書14号参照)
|
出典 |
『宗像大社文書』第2巻 |
copyright © 2020 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会 All Rights Reserved.