世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 桂景種書状(折紙)/
文書群名 宗像家文書
文書番号 54
文書名 桂景種書状(折紙)
和暦 (天正十六年)三月十五日
西暦 1588年 3月 15日
本文 態申入候、社領従弐百町、詰夫四人被申付、明後日至名島、早々可被指出候。夫丸着次第〈ニ〉飛脚可差返候。御普請付而御究之条、一切不可有御延引候。恐々謹言。
三月十五日 桂宮(花押)

 田島社家
  図師
  学頭 〈まいる〉
読み下し 態ざ申入れ候、社領弐百町に従ひ、詰夫四人申し付けられ、明後日名島に至り、早々指出さるべく候。夫丸着次第に飛脚差返すべく候。御普請に付いて御究めの条、一切御延引あるべからず候。恐々謹言。
(天正十六年)三月十五日 桂宮(宮内少輔、景種)(花押)

 田島社家
  図師(高向良秀)
  学頭(豊福秀賀) 〈まいる〉
大意 小早川隆景の奉行人桂景種、詰夫四人を名島城普請のために早く差し出すよう、当社側に命ずる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 28cm
寸法(横) 46.1cm
備考
出典 『宗像大社文書』第2巻