世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 武藤経俊譲状案(後欠)/
文書群名 宗像家文書
文書番号 14
文書名 武藤経俊譲状案(後欠)
和暦
西暦 年 月
本文  譲与 筑前国赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等事
右所領者、経俊重代相伝所領也。而依為嫡子、先日弥二郎顕俊譲与畢。雖然、此内田地弐町・屋敷壱ケ所、幸鶴丸所分与実也。但顕俊有不慮子細者、幸鶴一向可令知行領掌。仍譲状如件。
(〇後欠)
読み下し  譲り与ふ 筑前国(宗像郡)赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等の事
右所領は、経俊重代相伝の所領なり。しかるに嫡子たるに依り、先日弥二郎顕俊に譲り与へ畢んぬ。然りと雖も、此の内田地弐町・屋敷壱ケ所、幸鶴丸に分け与ふる所実なり。但し顕俊不慮の子細あらば、幸鶴一向に知行領掌せしむべし。仍つて譲状件の如し。
(〇後欠)
大意 武藤経俊、筑前国赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等を嫡子顕俊に譲与し、うち田地二町と屋敷一ヶ所を幸鶴丸(資俊)に分与する。
紙質 楮紙
寸法(縦) 27.4cm
寸法(横) 34.1cm
備考 寸法は前号(13)と一連。 『宗像大社文書』第一巻82号と一連の文書。
出典 『宗像大社文書』第2巻