宗像関連古文書・史料
文書群名 |
宗像浄恵〈氏業〉証文注進状案 |
文書番号 |
1 |
文書名 |
宗像浄恵〈氏業〉証文注進目録案 |
和暦 |
文永十一年六月十八日
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西暦 |
1274年 6月 18日 |
本文 |
(端裏書)「宗像六郎入道所進証文」 注進 就文永十年八月三日関東御教書、被尋下筑前国御家人宗像六郎入道浄恵所領当国宗像宮領吉田乙丸名并肥前国伊佐早庄五分二地頭職御下文・御下知・御教書証文事 合惣田数肆拾弐町弐段 一 吉田乙丸地頭分拾町弐段 一 永野村五分弐分参拾弐町 証文等 一通 二位家御下文〈貞応二年九月十三日〉 吉田乙丸地頭職事、氏経〈浄恵親父〉無相違可令安堵由事 一通 同御教書〈嘉禄二年四月廿三日〉 氏経帯証文上、賜御下知由事 一通 当御時御下知〈文永元年五月十日〉 肥前国伊佐早庄永野村地頭職中分事、守大宰少弐資能之注文、可令領掌由事 右、任親父氏経之譲状、所令知行也。仍証文注進目録如件。 文永十一年六月十八日 沙弥浄恵 |
読み下し |
(端裏書)「宗像六郎入道進らする所の証文」 注進す 文永十年八月三日の関東御教書に就いて、尋ね下さるる筑前国御家人宗像六郎入道浄恵(氏業)の所領当国宗像宮領吉田乙丸名并びに肥前国(高来郡)伊佐早庄五分の二地頭職の御下文・御下知・御教書証文の事 合せて惣田数肆拾弐町弐段 一 吉田乙丸地頭分拾町弐段 一 永野村五分の二分参拾弐町 証文等 一通 二位家(北条政子)御下文〈貞応二年九月十三日〉 吉田乙丸地頭職の事、氏経〈浄恵の親父〉相違無く安堵せしむべき由の事 一通 同御教書〈嘉禄二年四月廿三日〉 氏経証文を帯するの上、御下知を賜ふ由の事 一通 当御時の御下知〈文永元年五月十日〉 肥前国伊佐早庄永野村地頭職中分の事、大宰少弐資能の注文を守り、領掌せしむべき由の事 右、親父氏経の譲状に任せ、知行せしむる所なり。仍つて証文注進目録件の如し。 文永十一年六月十八日 沙弥浄恵 |
大意 |
前大宮司宗像氏業(沙弥浄恵)、文永十年八月三日の関東御教書に応じて、所領筑前国吉田乙丸地頭分十町二段・肥前国伊佐早庄永野村五分二分三十町並びに証文三通を注進す。 |
紙質 |
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寸法(縦) |
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寸法(横) |
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備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第2巻 |
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