宗像関連古文書・史料
文書群名 |
宗像大宮司長氏証文注進状案 |
文書番号 |
18 |
文書名 |
関東御教書案 |
和暦 |
建長二年八月三日
|
西暦 |
1250年 8月 3日 |
本文 |
〈「校正了」〉 (合点)筑前国御家人氏業申宗像大宮司社務事、石見前司友景朝臣奉書・雑掌申状〈副年貢済物注文。〉令披露畢。氏業帯関東代々御下知、蒙本所御裁許歟。而年貢已下済物事、任雑掌所進注文、氏業進請文之上勿論歟。早任旧例、可有御成敗之由、可被申之状、依仰執達如件。 建長二年八月三日 相模守〈(合点)在御判〉 陸奥守〈(合点)在御判〉 陸奥左近大夫将監殿
|
読み下し |
「校正し了んぬ」 (合点)筑前国御家人氏業申す宗像大宮司社務の事、石見前司(中原)友景朝臣奉書・雑掌申状〈年貢済物注文を副ふ。〉披露せしめ畢んぬ。氏業関東代々の御下知を帯し、本所の御裁許を蒙るか。而るに年貢已下済物の事、雑掌進らする所の注文に任せ、氏業請文を進らするの上は勿論か。早く旧例に任せ、御成敗あるべきの由、申さるべきの状、仰せに依つて執達件の如し。 建長二年八月三日 相模守(北条時頼)〈(合点)在り御判〉 陸奥守(北条重時)〈(合点)在り御判〉 陸奥左近大夫将監(北条長時)殿 |
大意 |
鎌倉幕府、宗像氏業の当社社務職を安堵する。 |
紙質 |
|
寸法(縦) |
cm |
寸法(横) |
cm |
備考 |
宗像社家文書惣目録68(ケ)に対応。 |
出典 |
『宗像大社文書』第2巻 |
copyright © 2020 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会 All Rights Reserved.