世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 通覚房書状(前欠)/
文書群名 出光佐三氏奉納文書
文書番号 36
文書名 通覚房書状(前欠)
和暦 応永二十一年閏七月十一日
西暦 1414年 閏7月 11日
本文 (〇前欠)
可被専。先度候様ニ御内人ニ被行候者、無勿体事候。為如此上使被下、相倶地下可有沙汰候。委細彼人ニ被仰含候。此旨能々可有御心得候也。恐々謹言。
〈応永廿一年〉
  壬七月十一日   通覚房(花押)
 宗像前大宮司殿

読み下し (〇前欠)
専らにせらるべし。先度候様ニ御内人ニ行はれ候はば、勿体無き事に候。此の如く上使下されんがため、相倶に地下の沙汰あるべく候。委細彼の人に仰せ含められ候。此の旨能々御心得あるべく候なり。恐々謹言。
〈応永廿一年〉
  閏七月十一日   通覚房(花押)
 宗像前大宮司(氏経)殿
大意 通覚房、宗像前大宮司氏経に対し上使と共に現地の沙汰をするよう報ずる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 28.5cm
寸法(横) 30.1cm
備考
出典 『宗像大社文書』第2巻