世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 室町幕府引付頭人大高重成奉書/
文書群名 出光佐三氏奉納文書
文書番号 23
文書名 室町幕府引付頭人大高重成奉書
和暦 文和元年十一月二十二日
西暦 1352年 11月 22日
本文 筑前国久原村〈久原五郎跡〉・大穂村〈大穂又五郎跡〉・嘉摩郡河崎村〈筑後守頼尚跡〉等地頭職事、任御下文之旨、可被沙汰付下地於宗像三郎氏俊之状、依仰執達如件。
  文和元年十一月廿二日   伊予権守(花押)
  一色右京権大夫殿 
読み下し 筑前国(宗像郡)久原村〈久原五郎の跡〉・(宗像郡)大穂村〈大穂又五郎の跡〉・嘉摩郡河崎村〈筑後守(少弐)頼尚の跡〉等地頭職の事、御下文の旨に任せ、下地を宗像三郎氏俊に沙汰し付けらるべきの状、仰せに依つて執達件の如し。
  文和元年十一月廿二日   伊予権守(大高重成)(花押)
  一色右京権大夫(直氏)殿
大意 室町幕府、宗像氏俊に筑前国久原村・大穂村・河崎村地頭を渡付するよう九州探題(鎮西管領)一色直氏に命ずる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 31.8cm
寸法(横) 48.5cm
備考 宗像社家文書惣目録6(イ)に対応。
出典 『宗像大社文書』第2巻