世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 足利尊氏奉行人連署奉書/
文書群名 出光佐三氏奉納文書
文書番号 20
文書名 足利尊氏奉行人連署奉書
和暦 建武三年三月二十六日
西暦 1336年 3月 26日
本文 朝町彦太郎光世申軍忠事、去二日於多々良浜致合戦之刻、分取之上、舎弟光種討死云々。実否令見知否、載起請之詞、可注申之。仍執達如件。
  建武三年三月廿六日   兵庫允(花押)
              前豊後守(花押)
              尾張権守(花押)
  武藤孫次郎殿
読み下し 朝町彦太郎光世申す軍忠の事、去る二日(筑前国糟屋郡)多々良浜において合戦を致すの刻、分取の上、舎弟光種討死すと云々。実否見知せしむるや否や、起請の詞を載せ、これを注申すべし。仍つて執達件の如し。
  建武三年三月廿六日   兵庫允(花押)
              前豊後守(和泉実忠)(花押)
              尾張権守(高師泰)(花押)
  武藤孫次郎(冬資)殿
大意 足利尊氏の奉行人等、朝町彦太郎光世の多々良浜における軍忠の実否を少弐冬資に尋問する。
紙質 楮紙
寸法(縦) 29cm
寸法(横) 40cm
備考
出典 『宗像大社文書』第2巻