世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 関東御教書/
文書群名 出光佐三氏奉納文密
文書番号 8
文書名 関東御教書
和暦 正安三年十二月十六日
西暦 1301年 12月 16日
本文  宗像大宮司職事、為異賊防禦、可被還補之由、被申入本所畢。且任先例相従本所々務、且可致軍忠之状、依仰執達如件。
  正安三年十二月十六日   相模守(花押)
               武蔵守(花押)
  宗像大宮司殿

読み下し 宗像大宮司職の事、異賊防禦のため、還補せらるべきの由、本所に申し入れられ畢んぬ。かつうは先例に任せて本所の所務に相従ひ、かつうは軍忠を致すべきの状、仰せに依つて執達件の如し。
  正安三年十二月十六日   相模守(北条師時)(花押)
               武蔵守(北条時村)(花押)
  宗像大宮司殿
大意 鎌倉幕府、異賊防禦のため、本所に申し入れ、宗像長氏を宗像大宮司に復任させる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 33.8cm
寸法(横) 48.8cm
備考 宗像社家文書惣目録68(タ)(チ)に対応。
出典 『宗像大社文書』第2巻