世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 大内氏奉行人連署副状/
文書群名 八巻文書第6巻
文書番号 144
文書名 大内氏奉行人連署副状
和暦 (年未詳)八月二十二日
西暦 年 8月 22日
本文 去十二日、於三笠郡原田村合戦時、隆尚被官分捕并被疵衆軍忠状備 上覧、被成袖 御判被遣候。尤珍重候。恐々謹言。
  八月廿二日   隆言(花押)
          宗長(花押)
          隆満(花押)
   黒川刑部少輔殿
読み下し 去ぬる十二日、(筑前国)三笠郡原田村における合戦の時、(黒川)隆尚の被官分捕并びに疵をこうむる衆の軍忠状 上覧に備へ、袖の 御判を成され遣はされ候。尤も珍重に候。恐々謹言。
  八月廿二日   (飯田)隆言(花押)
          宗長(杉興重)(花押)
          (陶)隆満(花押)
   黒川刑部少輔(隆尚)殿
大意 大内義隆の奉行人、黒川隆尚の筑前国三笠郡原田村においての合戦の勲功を賞する。
紙質 楮紙
寸法(縦) 13.8cm
寸法(横) 42cm
備考 宗長(杉興重)の名乗りから、天文十年以降の文書
出典 『宗像大社文書』第1巻