世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 渋川満教書状/
文書群名 八巻文書第5巻
文書番号 127
文書名 渋川満教書状
和暦 (年未詳)八月三日
西暦 年 8月 3日
本文 若宮庄之内古物村事。如元下地〈於〉貴方へ以雑色可渡申候由、被申遣候。仍可被御返事候。適先例一円御沙汰事候之間、早々可渡申候之由候。次御年貢事。今明日之間、可請取候。此間連々申入候之間、不委申候。遅々候てハ不可然候。恐々謹言。
  八月三日   満教(花押)
  宗像殿 〈御返事候〉
読み下し (筑前国鞍手郡)若宮庄の内古物村の事。元の如く下地〈お〉貴方へ雑色をもつて渡し申すべく候由、申し遣はされ候。仍つて御返事をこうむるべく候。適先例一円の御沙汰の事候の間、早々渡し申すべく候の由候。次いで御年貢の事。今明日の間、請け取るべく候。此の間連々申し入れ候の間、委しく申さず候。遅々候てハ然るべからず候。恐々謹言。
  八月三日   (渋川)満教(花押)
  宗像殿 〈御返事候〉
大意 渋川満教、若宮庄内古物村を宗像氏に渡し、年貢の進納を催促する。
紙質 楮紙
寸法(縦) 28.5cm
寸法(横) 36.9cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻