世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 武冬去状/
文書群名 八巻文書第5巻
文書番号 121
文書名 武冬去状
和暦 貞治元年六月五日
西暦 1362年 6月 5日
本文 ちくせん〈の〉くにむなかたの御しんりやういなもとの村の小ちとうしきの田地弐町小・はくち壱所事。
右、よりかぬしやうちう二年卯月十九日のさり状ふん〈ミ〉やうに候うへ〈ハ〉、しやけのしよむさふいあるヘからす候。仍さり状くたんのことし。
  貞治元年六月五日   武冬(花押)
  むなかたの大くしとの
読み下し 筑前〈の〉国宗像の御神領(宗像郡)稲本の村の小地頭職の田地弐町小・畠地壱所事。
右、(武藤)頼兼正中二年卯月十九日の去状分明に候上〈ハ〉、社家の所務相違不可有候。仍去状件の如し。
  貞治元年六月五日   武冬(花押)
  宗像の大宮司(宗像氏俊)殿
大意 武冬、筑前国宗像神領稲本村小地頭職田地弐町小・畠地壱所を宗像大宮司氏俊に譲る。
紙質 楮紙
寸法(縦) 26.3cm
寸法(横) 32.2cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻