宗像関連古文書・史料
文書群名 |
八巻文書第5巻 |
文書番号 |
118 |
文書名 |
沙弥定智・饗庭妙雲連署書状 |
和暦 |
康永三年九月二十三日
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西暦 |
1344年 9月 23日 |
本文 |
筑前国朝町一方地頭佐々目孫太郎入道禅恵申同国野坂庄地頭代神崎弥次郎等乱入当村、致苅田、追捕以下狼籍〔藉〕由事。早野介辰石相共莅彼所、且検見苅跡、且可被鎮当時狼籍〔藉〕候。恐々謹言。 康永三年九月廿三日 沙弥定智(花押) 沙弥妙雲(花押) 打橋兵庫次郎入道殿 |
読み下し |
筑前国(宗像郡)朝町一方地頭佐々目孫太郎入道禅恵申す同国(宗像郡)野坂庄地頭代神崎弥次郎等当村に乱入し、苅田、追捕以下狼藉を致す由の事。早く野介辰石と相共に彼所に莅み、かつうは苅跡を検見し、かつうは当時の狼藉を鎮めらるべく候。恐々謹言。 康永三年九月廿三日 沙弥定智(花押) 沙弥妙雲(饗庭宣兼)(花押) 打橋兵庫次郎入道殿 |
大意 |
少弐頼尚の被官沙弥定智・饗庭妙雲、使節野介辰石、打橋兵庫次郎入道に命じて朝町禅恵が訴えた神崎弥次郎の苅田、追捕以下狼藉について調査鎮圧させる。 |
紙質 |
楮紙 |
寸法(縦) |
27.7cm |
寸法(横) |
38.2cm |
備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第1巻 |
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