世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 室町幕府安堵方頭人奉書/
文書群名 八巻文書第4巻
文書番号 90
文書名 室町幕府安堵方頭人奉書
和暦 建武四年七月十六日
西暦 1337年 7月 16日
本文 藤原氏〈字伊毛〉申亡父武藤孫太郎経頼遺領筑前国土穴村地頭職安堵事。申状〈副具書、〉如此。所申無相違否、云当知行之段、云可支申仁有無、載起請之詞、可被注申之状、依仰執達如件。
  建武四年七月十六日   沙弥(花押)
  武藤但馬権守殿
読み下し 藤原氏〈字伊毛〉申す亡父武藤孫太郎経頼の遺領筑前国(宗像郡)土穴村地頭職安堵の事。申状〈具書を副ふ、〉此の如し。申す所相違なきや否や、当知行の段と云ひ、支へ申すべきの仁の有無と云ひ、起請の詞を載せ、注申せらるべきの状、仰せに依つて執達件の如し。
  建武四年七月十六日   沙弥(二階堂行朝・行珍)(花押)
  武藤但馬権守(貞法)殿
大意 武藤貞法に命じて、藤原氏女伊毛が訴えた亡父武藤経頼の遺領土穴村地頭職について、知行の実否を注進させる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 31.8cm
寸法(横) 45.3cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻