世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 朝町禅恵申状/
文書群名 八巻文書第3巻
文書番号 83
文書名 朝町禅恵申状
和暦 建武二年十二月二十日
西暦 1335年 12月 20日
本文 筑前国朝町孫太郎入道禅恵申
 冷泉万里小路役所勤仕間事
右、禅恵在京之間、任被仰下之旨、令勤仕彼役所之上者、為下給御一見状、言上如件。
  建武二年十二月廿日
(証判)「承了、
      前壱岐守源朝臣(花押)」
読み下し 筑前国朝町孫太郎入道禅恵申す
 (京都)冷泉万里小路役所勤仕の間の事
右、禅恵在京の間、仰せ下さるの旨に任せて、彼の役所を勤仕せしむるの上は、御一見状を下し給はらんがため、言上件の如し。
  建武二年十二月廿日
(証判)「承り了んぬ、
      前壱岐守源朝臣(花押)」
大意 朝町孫太郎入道禅恵が京都冷泉万里小路の役所で軍役を勤仕し、前壱岐守源朝臣の証判を受けた。
紙質 楮紙
寸法(縦) 31.7cm
寸法(横) 39.3cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻