宗像関連古文書・史料
文書群名 |
八巻文書第3巻 |
文書番号 |
81 |
文書名 |
少弐経資書状 |
和暦 |
(文永十一年)八月八日
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西暦 |
1274年 8月 8日 |
本文 |
被下 関東御教書候所領注進事 大宮司殿注進状并藤原氏注進状二通〈一通宗像社領并赤間庄地頭職事、/一通肥前国晴気保地頭職事、〉給了。且又筑前国吉田乙丸并肥前国伊佐早圧内永野村五分二地頭職事。御注進状校正文令返進之候。加御判可給候。可令進上 関東候。每事期後信候。恐々謹言。 (文永十一年)八月八日 大宰少弐(花押) 宗像入道殿〈御返事〉 |
読み下し |
関東御教書を下され候所領注進の事 大宮司(宗像長氏)殿注進状并びに藤原氏注進状二通〈一通は宗像社領并びに(宗像郡)赤間庄地頭職の事、/一通は肥前国(小城郡)晴気保地頭職の事、〉給はり了んぬ。かつがつ又筑前国吉田乙丸并びに肥前国(高来郡)伊佐早庄内永野村五分二地頭職の事。御注進状の正文を校し、返し進らせしめ候。御判を加へ給ふべく候。 関東に進り上せしむべく候。毎事後信を期し候。恐々謹言。 (文永十一年)八月八日 大宰少弐(経資)(花押) 宗像入道(氏業、浄恵)殿〈御返事〉 |
大意 |
筑前国守護少弐経資が鎌倉幕府に進上するため、宗像浄恵から提出された注進状を正文と校合し、それを一旦浄恵の許に返送し、判を加え再び経資の所に返送されることを求めた書状である。 |
紙質 |
楮紙 |
寸法(縦) |
32cm |
寸法(横) |
44.9cm |
備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第1巻 |
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