世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 宗像大宮司氏長書下/
文書群名 八巻文書第3巻
文書番号 79
文書名 宗像大宮司氏長書下
和暦 正和三年十月四日
西暦 1314年 10月 4日
本文 □〔第カ〕三宮拝殿長畳事。□〔無〕料田之際、御神事之時、及闕如者也。然則、於鞍手郷、所立置浮免壱町〈参石柒斗〉也。民部大夫引募之、每年可被調進之状如件。
  正和三年十月四日   大宮司宗像朝臣(花押)
読み下し 第三宮拝殿長畳の事。料田無きの際、御神事の時、闕如に及ぶものなり。然れば則ち、(筑前国鞍手郡)鞍手郷において、浮免壱町〈参石柒斗〉を立て置く所なり。民部大夫これを引募り、毎年調進せらるべきの状件の如し。
  正和三年十月四日   大宮司宗像朝臣(氏長)(花押)
大意 第三宮の拝殿の長畳のための料田として、鞍手郷内の壱町分得分三石七斗を浮免として民部大夫某にとり集めることを命じたものである。
紙質 楮紙
寸法(縦) 33.4cm
寸法(横) 49.4cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻