宗像関連古文書・史料
文書群名 |
八巻文書第2巻 |
文書番号 |
26 |
文書名 |
隼人佑中原某下文 |
和暦 |
文治二年七月 日
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西暦 |
1186年 7月 |
本文 |
下 平賀大法師 可早任前判募伊摩大明神每月朔日仁王講供免田参段事 右、件供免田、募田野御別苻〔符〕要名内、每月講莚無懈怠令勤仕。奉始 本家預所、至于社内人民百姓、安穏福寿之由、可令祈請也。敢以不可有相違状、所仰如件。以下。 文治二年七月 日 隼人佑中原(花押) |
読み下し |
下す 平賀大法師 早く前判に任せ募るべき伊摩大明神毎月朔日仁王講供免田参段の事 右、件の供免田、(宗像郡)田野御別符要名内に募り、毎月の講莚懈怠無く勤仕せしむ。 本家預所を始め奉り、社内の人民百姓に至るまで、安穏福寿の由、祈請せしむべきなり。敢て以て相違あるべからざるの状、仰する所件の如し。以て下す。 文治二年七月 日 隼人佑中原(花押) |
大意 |
隼人佑中原某、宗像郡田野別符に免田三段を入れ、当社末社伊摩大明神で毎月朔日仁王講を行い、本家預所以下社内人民百姓の安穏福寿を祈らせる。 |
紙質 |
楮紙 |
寸法(縦) |
31.3cm |
寸法(横) |
36.6cm |
備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第1巻 |
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