世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 九州探題渋川満頼奉行人連署奉書/
文書群名 八巻文書第1巻
文書番号 21
文書名 九州探題渋川満頼奉行人連署奉書
和暦 応永二十二年十二月三日
西暦 1415年 12月 3日
本文 宗像社雑掌申当宮領段銭事。自先規免除証文明鏡之間、今度被成御判畢。早可被止催促之由候也。仍執達如件。
  〈応永廿二〉十二月三日   沙弥(花押)
                掃部助(花押)
  板倉孫次郎殿
  森戸伊豆入道殿
読み下し 宗像社雑掌申す当宮領段銭の事。先規により免除の証文明鏡の間、今度御判を成され畢んぬ。早く催促を止めらるべきの由候なり。仍つて執達件の如し。
  〈応永廿二〉十二月三日   沙弥(花押)
                掃部助(花押)
  板倉孫次郎(満家)殿
  森戸伊豆入道殿
大意 九州探題渋川満頼、宗像社雑掌の訴えにより、板倉孫次郎満家・森戸伊豆入道に命じて、当宮領段銭を先規のとおり免除し、催促を停止させる。
紙質 楮紙
寸法(縦) 14cm
寸法(横) 39.1cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻